なんで家じゃ仕事が進まないんだろう?
- 「在宅勤務ってなんか苦手。邪魔されないから、集中できるはずなのに。」
- 「カフェの方が勉強がはかどるんだけど、どうしてだろう?」
自宅での勉強/仕事がはかどらずにお悩みの方に読んでいただきたい書籍がこれっ↓
▶集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37 / 整理収納アドバイザー 米田まりな
→Kindle Unlimited 読み放題の対象!
しんご
東大卒の著者が、科学的根拠をもとに集中力を高めるための方法を教えてくれます。
本書の目的は、「片付けにより作業の集中力を高めること」。
自宅でもっと集中して作業に取り組みたい方にとって、うってつけの内容です。
この記事では、本書の超重要ポイントを2点、厳選してご紹介します。
※タップすると各項目の記事に飛べます。
具体的な片付け方法が分かるので、
自宅がとっておきの集中スペースに変わります!
「なんとなく集中できず、ダラダラと時間を無駄にしてしまうのをもうやめたい…」そんな方は、ぜひ最後までお付き合いください。
概要:「科学的に」片付けられない悩みを解決できる本
→Kindle Unlimited 読み放題の対象!
目次です。
はじめに 片づけのニューノーマル
出典:米田 まりな. 集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37
第1章 机にモノを置かないで!
第2章 よく使うモノほど近くに置く
第3章 インテリアに凝るのは最後の最後
第4章 紙や服は捨てずに共有する
第5章 あなたの部屋にも、書斎はつくれる
おわりに 夢は自宅で叶う
私はミニマリストなので、モノを片付ける というよりも、そもそもモノを所有しない事に重きを置いていますが、所有するモノがゼロにならないのもこれまた事実。
なので、
本書の内容をフル活用しています。
「片付けても、片付けても、また散らかっちゃう。。。」
なんてお悩みありませんか?
私も以前は同じように悩んでいましたが、本書を読んでこれが解決!(この方法は後述)
本書の内容はすべて科学的エビデンスに基づいているので、片付けが苦手な人はもちろん、モノが少ないミニマリストにとっても役立つ一冊です。
視覚刺激が多いと、作業に集中できない
まず、「散らかった部屋では、なぜ集中できないのか」を整理しておきましょう。
本書ではプリンストン大学実験結果が紹介され、次の結論が導かれています。
「視覚に、体系化されていない複数種類の刺激が目に加わるほど、脳の集中力は低下する」ということがわかっています。
つまり、集中力を高める一番のコツは、異質なモノを、視界から極限まで取り除くこと。取り組んでいるタスクと関係のないモノの数々は、ボトムアップ型の注意の刺激となり、あなたの集中力を途切れさせ、脳のCPUを蝕んでいきます。※「ボトムアップ型の刺激」とは、自分の意思とは関係なく、勝手に目に入ってくる刺激。
出典:米田 まりな. 集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37
要するに、
何か作業する場合は、その作業に関係のないモノを極力視界から消す方が良い、
ということです。
例えば、カフェや自習室の方が勉強がはかどる、といった経験があると思います。
これは、必要なものだけを持ち込んで作業するため、不要なモノが視界にない状態が保たれ、目の前の作業に没頭できるからです。
私はデスクで作業する際は、スマホをはじめ、ペットボトル、コーヒーカップなど、作業に不要なモノを視界に入らない場所に置くようにしています。
しんご
スマホをデスクに置かないだけで集中力が上がる!
片付けられない人はどれかが欠けてる?基本 4ステップ
続いて、具体的な片付けの方法を見ていきましょう。
しんご
②の「頻度別に分ける」が特に重要!
財布やかばん、クローゼットなどの細かいスペースから、リビングのような広いエリアまで、どんな場所でもこの4ステップを実践すれば片付けが進みます。
片付けが苦手な方は、この4つのステップのいずれかが欠けている可能性があります。
❶ 全部出す
まずは、特定のエリアを決めて、一旦、仕舞い込んでいるモノを全部出してみましょう。
例えば、
・財布の中を全部出すとか、
・クローゼットの服を全部出すなど。
あまりに量が多いなら、「まずはこの引き出しから」みたいに小分けすると作業しやすいです。
あまりに量が多い場合は、「まずはこの引き出しから」と小分けにすると作業がしやすくなります。一気に片付けるほうがトータルの時間は短縮されますが、途中で挫折してしまっては元も子もありません。
しんご
無理のない範囲で進めるのがコツ!
まずは始めやすい財布の中身を全部出してみようかな。
❷ 頻度別に分ける
モノを出したら、「いつ使ったか」で分類分けしてみましょう。文具類、食器、服といったジャンルやカテゴリーで分けないのがポイントです。
本書でおすすめされているのは、次の頻度。
- 今日
- 1週間以内
- 1ヶ月以内
- 1年以内
- 1年以上使っていない
ここでのポイントは、「1年以上使っていない」というカテゴリーをつくり、捨てるか否かの判断を後回しにすることです。
捨てる候補になるのは、1年以上使っていないモノ。例えば、
- 昔着ていた高価な服
- 旅先で買った置き物
- 卒業アルバム
といったものが挙げられますが、すぐに捨てるかどうかの判断が難しい場合もありますよね?ここで迷って手を止めてしまうと、片付けが全然進みません。
「迷うモノ=1年以上使っていないモノ」は、一旦ダンボールなどに保留して入れておき、後で判断するようにしましょう。
淡々と仕分けるのみ!だね。
一旦保留した1年以上使っていないモノについては、数週間〜数ヶ月後に確認する時間を設けて、落ち着いて判断しましょう。
一旦保留したモノについては、数週間〜数ヶ月後に確認する時間を設け、改めて捨てるかを考えます。大抵の場合、使っていないことが明らかになっているので、踏ん切りがつき易くなっています。
「一旦保留する」テクニックは多くの片付け本でも紹介される、超定番のおすすめ方法です。
他の使えるテクニックも含めて、下記の記事でも紹介しているので参考にしてみて下さい。
▶月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活|Takeru(タケル)さんの本から学んだ事
▶【半分、減らす】の紹介。失敗しない片付け方を学べるミニマリストへのおすすめ本
❸ 定位置を決める
続いて、分けたモノの定位置を決めて、仕舞っていきます。
ここでも大事なのは、カテゴリーにこだわり過ぎないこと。あくまで「使う頻度」に基づいて定位置を決めていきます。
例えば、
- 毎日使うモノは、取り出しやすい棚の1番上に、
- たまにしか使わないモノは、棚の下の奥に、
というように配置します。
極端な例ですが、
毎日使うモノを棚の奥にしまい込んでしまうと、片付けが面倒に感じませんか?
これが「出しっ放し」や「リバウンド」の原因になります。
一方で、カテゴリーで片付ける位置を決めたくなる気持ちは、すご〜く良くわかります。例えば、文具類は一箇所にまとめた方が、気持ち的にはスッキリしますよね。
でも、ここは冷静に!
同じ文具でも、ボールペンとホッチキスの使用頻度が全然違うことはありませんか?
悪い事例
- ボールペンは、毎日使うので棚の一番上の一等地に。
- →同じ文房具のホッチキスも、たまにしか使わないけど一緒に一等地に。
- →使用頻度が低いモノのせいで、一等地が占有される。
- →不便さが増して出しっ放しやリバウンドの原因に…
しんご
あくまで使用頻度に合わせて定位置を決めるように徹底してください。
❹ 使ったら戻す
あとは、使ったモノは必ず元の場所に戻すことを習慣にすればOKです。
出し入れのし易さを考えると、少し余白を持たせて片付けておく方がベターです。
もし、出しっ放しにしがちなモノが出てきたら、モノの配置を見直すタイミング。片付ける位置を再検討してみてください。
以上で、片付けのステップは完了です。
ポイントさえ理解すれば、意外と簡単ですよね?
出しっ放しのモノが減ると、勝手に目に入る余計な刺激が少なくなります。つまり、集中力を妨げる邪魔が減るということです。
しんご
きちんと整理整頓された部屋で、集中力をブーストさせましょう!
まとめ: 片付けられないとはもう無縁。自宅でも本気で作業に没頭できる!
この記事では、ご自宅での勉強や仕事がはかどらずにお悩みの方に向けて、以下の書籍を紹介しました。
集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37
本書の超重要ポイントは2点です。
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いかがでしょうか?
ご自宅をとっておきの集中スペースに変えるお手伝いができましたでしょうか?
本書には、科学的エビデンスに基づいた片付けのコツが非常にわかりやすく解説されています。片付けは、たとえミニマリストであっても一生付き合うものです。きちんと学んでおいて損はありません。
ぜひ本書を手に取ってみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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持ち物200個以下のミニマリストになる方法について、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。