マルチポットの使い勝手って実際どうなの?
私は毎日自炊していますが、鍋やフライパンは1つも持っておらず、
コンロで使う調理器具はニトリの“マルチポット”だけです。
モノが減らせるので、特にミニマリストさんに超おすすめなんですが、
「これは買う前に知っておいた方が良いな〜」
と思う注意事項もあります。
そこでこの記事では、
私が実際に使ってみるまで気付かなかった ネガティブな情報 を中心に共有させて頂きます。
デメリットを把握し、失敗しないお買い物にお役立てください。
※24年5月追記
デザインが気に入り、他メーカーの商品にアップデートしました。今からお伝えする内容はこの商品でも同じことが言えます。
購入前に知っておきたいマルチポットのデメリット 5つ
マルチポットを購入する前に知っておいて頂きたいデメリットは次の5つです。
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2つ目と3つ目は、マルチポットのうたい文句である1台7役!万能鍋!に異議ありの内容となっていますので、特にご注意下さい。
取っ手が火元に近くて熱くなる
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油断すると、取っ手が熱くて持てなくなってしまうので十分に注意して下さい。
鍋やフライパンと比べて頂くとわかると思いますが、取っ手(持ち手、ハンドル)が下向きに伸びていて、手持ち部分が熱源に近い形状をしています。
加えて、マルチポットの底面の直径が17cmとやや小さく、強火にすると火が底面よりも大きくなって、取っ手を熱してしまいます。
火力を大きくし過ぎると、取っ手部分に火が届いてしまって、取っ手が熱せられてしまうんです。。。
見た目はおしゃれな感じでとても気に入っているんですが。。。
ただ、底面から火がはみ出してマルチポットを包み込むような形にならないようにすれば、問題なく使えますので、コツさえ掴めば、大きなデメリットではありません。
※23年11月追記
ふるさと納税で似たタイプを見つけました。
料理によってメリット・デメリットがある
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鍋やフライパンの大きさによって、料理のし易さが変わるように、マルチポットも形状に見合った料理であれば調理し易いですし、そうでなければ調理し難くいです。
当たり前と言えば、当たり前なんですが、
マルチポットの1台7役(炒める、煮る、沸かす、茹でる、和える、揚げる、炊く)の万能鍋!というイメージが先行し過ぎて、ガッカリしないようにはして下さい。
例えば
メリット:
- 煮る系の料理、カレーとか煮物はとても調理し易いです。
- ベーコンやトマトソースなど、飛び散ってコンロを汚してしまいがちな食材を炒める場合、通常のフライパンよりも深さがあるので、コンロを汚さずに調理できます。
しんご
めちゃくちゃ、かき混ぜ易い!
デメリット:
- 深さがあるという点はデメリットにもなり得て、
餃子を並べて焼いて、お皿にポンッとひっくり返す、なんて事はできませんし、
深さがある分、ポットの中が暗いので、調理中に食材に火が通ったかを確認しにくかったりもします。 - 取っ手が熱くなるので火をMAXにはできず、お湯を沸かす際などは、ちょっとだけ余分に時間がかかる気がします。
といった具合です。
私は調理し難い料理は、調理されたものを買うか、お店に食べに行けば良いと割り切っています。
餃子は専門店の方が断然美味しいですしね。
調理する上で、いくつかデメリットはありますが、メリットの方が多いのは間違いありません。
ご飯はおいしく炊けるが、そこそこ吹きこぼれる
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上記と重なるテーマですが、個人的に重要ポイントなので別枠で紹介します。
私は、マルチポットでご飯を炊いています。
そして、鍋とフライパンに加えて、炊飯器も手放しました。
ご飯はめちゃくちゃおいしく炊けるので、すごくおすすめなんですが、
そこそこ吹きこぼれてコンロが汚れるのが難点です。
ですが、
- ご飯はまとめて炊飯して冷凍するスタイルで、そこまで頻度が高くないこと
- 炊飯がコンロを掃除する良いきっかけになること
の2点から、無理やり自分を納得させています。
吹きこぼれに関しては、正直言って炊飯器が勝ります。
ただし、
炊飯器を手放すことのデメリットよりも、メリットの方が圧倒的に大きいと感じています。
キッチンがスッキリしただけでなく、お米をよりいっそうおいしく食べることができるようになりました!
詳細は下記の記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
片手で持つにはやや重い
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マルチポット自体の重量は、約1kgで片手で持つにはやや重く、決して軽くはありません。
加えて、取っ手の形状的に同じ重さのフライパンを持ち上げるよりも重たく感じます。
テコの原理で確かにそうだね。
あと、鍋には取っ手が2つあるタイプがありますが、マルチポットの取っ手は1つだけ。
持ち上げ易さという面においては、プライパンや鍋の方が優れています。
とは言え、
例えば、人気のル・クルーゼのホーロー鍋なんかよりも圧倒的に軽く、そこまで気にすることでもないんですが、この若干の取り扱いのしにくさと、取っ手が鍋の側面に近いという点も加えて考えると、ヤケドには注意した方が良いかなとは思います。
片手で持つには少し重たい、という事は十分ご理解ください。
思ったより高さがあって収納場所を選ぶ
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私はマルチポットを導入して、鍋とフライパンを手放したんですが、鍋とプライパンを収納していた同じ場所にマルチポットをしまおうとしたところ、高さが足りずに収納できませんでした。
2個減らしたのに1個を収納できないなんて。。。
蓋の手持ち部分が意外と高く出っ張っていて、トータル高さが20cmくらいあります。
思っているよりも高さがあるので、収納場所を選びます。
購入前に収納したい場所の高さを確認しておくことのがお勧めです。
調理器具をマルチポット1つだけにして気付いたメリット 2つ
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ここからは、鍋やフライパン、さらには炊飯器も断捨離して、調理器具をマルチポットだけにして気付いた事をご紹介します。
今更感があると思いますが、私はマルチポット1つだけで調理をするようになって、上記2点をフル活用するようになりました。
結果として、家事が楽になったので、簡単にご紹介していきます。
おすすめの調理グッズも併せて紹介するので参考にしてみて下さい。
今更だけど、電子レンジは超優秀な調理家電!
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今更言うことでもないんですが、電子レンジは便利ですね!超優秀な調理家電!
コンロで使う調理器具がマルチポットだけになったことで、電子レンジでたくさん調理をするようになりました。
私の場合、以前のレンジの役割は、冷めたおかずを温めたり、冷凍ご飯をチンする程度だったんですが、
- パスタを茹でたり、
- 煮物をつくったり、
- ゆで卵もレンジでできちゃう事を発見したり
と、電子レンジが大活躍するようになり料理の幅が広がりました。
ネット調べれば、いくらでもレシピが出てくるよね。
電子レンジで調理する場合は、無印良品から販売されている蓋をしたままレンチンできる耐熱容器を使っています。
2タイプあります。
ラップをかけなくて良いし、余ったらそのまま冷蔵保管できるのでとても重宝しています。電子レンジの使い勝手をさらに良くしてくれるアイテムなので、超おすすめです。
作り置きを基本にすると、手間が減ったし料理がおしくなった
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鍋やフライパンを手放して、調理器具が減ったことで、一度に料理できる品数が減りました。
なので、多めに作って作り置きするよう工夫しているんですが、
改めて思うのは、
・多くの場合、温め直して食べても全然美味しいし、
・むしろ、煮物系は次の日に食べた方が、味が染み込んで圧倒的においしい!
ということ。
そして、
作り置きの時に超便利なのが、岩谷マテリアルのアイラップという商品です。
どんな商品?レビューや口コミも。
⭕️冷蔵・冷凍・電子レンジ・湯煎ができる!
⭕️包まなくて良いから、ラップより使いやすい♪
⚠️独特のレトロ感のあるパッケージが。。。という方は専用ケース付きをお選び下さい。
引用: 楽天市場の商品紹介ページより
↓↓↓もっと詳しくは↓↓↓
一見すると、スーパーでお肉とか野菜を入れる半透明のビニール袋と同じなんですが、
- 冷凍・冷蔵保存に対応
- 電子レンジOK
- 沸騰したお湯に入れても大丈夫!
と、使用可能な温度域がとても広いのが特徴です。
作り置きする際、ミニマリスト的にネックになるのが、保存容器をたくさん準備しないといけないことです。
ですが、
岩谷マテリアルのアイラップを使えば、たくさん保存容器を持つ必要はなし!
私は、スープや汁物系の保存に使ったり、お肉を冷凍するのにも使っています。
お肉は、袋に手を突っ込んでお肉を掴んで、袋をひっくり返すようにすると、通常のラップに包むよりも楽で時短になります。
作り置きするのに、めちゃくちゃ便利なアイテムなのに何故か実店舗では、あまり見かけないんですよね。
上記リンクからチェックしてみて下さい。
まとめ:マルチポットはデメリットは確かにある。でも、これは買いっ!
この記事では、次の方に向けて、
- 鍋やフライパンなどの調理器具を減らしたいミニマル思考の方
- 人気の マルチポット について、おすすめポイントだけでなく、ネガティブな情報も購入前に確認しておきたい慎重派の方
私が実際に使ってみるまで気付かなかった ネガティブな情報 を中心に共有させていただきました。
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また、やや今更感はあるものの次のことを紹介させていただました。
※タップすると各項目の記事に飛べます。
いかがでしょうか。
失敗のない買い物のお手伝いはできましたでしょうか。
ネガティブな側面を多く書きましたが、マルチポットはとてもおすすめの商品であることは間違いありません。
是非、調理器具の1つに加えることを検討してみて下さい。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
マルチポット含めて、調理器具は全部で9個です。
「モノを減らす」には、多機能な調理器具を選ぶのがコツ。参考にして頂けれは幸いです。
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