Qrio Lockのハンズフリー解錠の評判は悪そうだな。。。
・落下対策はした方が良いの?
・本体やスマホの電池がなくなったらどーするの?
ミニマリスト界隈で話題のQrio Lock(キュリオロック)を導入して3ヶ月が経ちました。
「閉め出されたらどうしよう、、、」と不安だったオートロック機能にも慣れ、QOLが爆上がりした実感がある一方で、
「これ、購入前に知っておいた方が良いな」と感じるデメリットも見えてきました。
そこでこの記事では、失敗のないお買い物の一助となればとの想いで、あまり多くが語られないQrio Lockのデメリットを中心にお伝えします。
しんご
ハンズフリー解錠の成功確率は70%くらい。。。
落下防止は必須!対策方法に自信あり!
デメリットを克服する為の私なりの工夫も添えますので、是非、最後までお付き合い下さい。
Qrio Lockの概要|スマホが家の鍵になる。
まず、Qrio Lock(キュリオロック)の概要をおさらいします。
Qrio Lockは、スマートフォンを自宅の鍵として使えるようにする装置です。いわゆる、スマートロックと呼ばれる商品です。
主な特徴は下記の通り。
・スマートフォンでの操作:スマホで解錠・施錠が可能。
・ハンズフリー解錠:ドアに近づくだけで自動解錠、手ぶらで出入りが可能。←⚠️成功率70%です!(後述)
・オートロック機能:ドアが閉まると自動で施錠。
・工事不要で取り付け簡単:両面テープで後付け可能、賃貸でも安心。←⚠️落下防止が必要!(後述)
・1ドア2ロック対応:さまざまなドアタイプに適応。
・合カギ共有機能:家族や知人と鍵をシェア可能。
スマホが家の鍵になるのは便利だな。
しんご
待って!注意点が5つあるからね!
Qrio Lockのデメリット 5つ|ハンズフリー解錠が使えない。。。
Qrio Lock(キュリオロック)のデメリットは次の5つです。
※タップで各項目に飛べます。
「ハンズフリー解錠」の成功確率が低い。
Qrio Lockの魅力の一つは、帰宅時にドアに近づくだけで解錠できる「ハンズフリー解錠」の機能がある事です。
ですが、このハンズフリー解錠の成功確率は、そこそこ低いです。。。
しんご
ハンズフリー解錠の成功確率は、70%くらいかな?
ハンズフリー解錠の成功確率は、70%くらい。。。
ハンズフリー解錠は、スマホのGPSとBluetooth通信で実行されます。この為、スマホの性能やQrio Lockとの相性、あるいは住環境に大きく依存する事になります。
ハンズフリー解錠の仕組み
・ロックから一定距離(100~200m)を離れると「ハンズフリー解錠が有効になりました」プッシュ通知を受信し、自動解錠が有効となります。(Androidのみ)
・ロックに近づくと「ハンズフリー解錠をはじめます」プッシュ通知を受信し、自動解錠を開始します。
・自動解錠が成功すると「ハンズフリー解錠しました」プッシュ通知を受信します。
※自動解錠はBluetooth通信にて実行します。
引用:Qrioホームページ「ハンズフリー解錠」のご利用・設定について
私の場合、
スマホはGoogleのPixel 6a、
集合住宅の3Fに住んでいます。
この環境だと、ハンズフリー解錠の成功確率は70%位です。つまり、ドアの前に立ってもちょこちょこ鍵が開かないんです。。。
ハンズフリー解錠ができない場合は、スマホのアプリを起動して解錠するか、通常通り鍵で開ける事になります。
正直言って、これはかなり残念です。
私はそもそもオートロック付きの賃貸住宅に住んでいるので、必ず1Fで鍵が必要になります。なので、鍵は常に持ち歩いています。
完全なキーレス生活にできないにもかかわらずQrio Lockを導入したのは、この「ハンズフリー解錠」に大いに期待していたからです。
なのに成功確率が70%程度とは。。。
私に限らず、「ハンズフリー解錠」への不満はちらほら見かけます。
引用:Amazonのレビューより
自宅から100m以上離れないと、ハンズフリー解錠が有効にならない。
あと見落とされがちですが、ハンズフリー解錠は、Qrio Lock本体から100〜200m離れないと有効にならない仕様になっています。
ちょっと近所のコンビニ(100m以内)に行く程度ではハンズフリー解錠は使えないってことね。
ただし、これについては納得です。
あまりに近距離でハンズフリー解錠が有効になってしまうと、
例えば玄関から離れた部屋に移動するだけで、ハンズフリー解錠が有効になり、知らない間に鍵が開いてしまう可能性があります。
ハンズフリー解錠は、そもそも毎回使える機能ではないことをご理解下さい。
↓↓↓もっと詳しくは↓↓↓
閉め出されるリスクがある。
ハンズフリーでちゃんと「解錠」してくれない一方で、「施錠」する方、つまりオートロックは100%成功します。
しんご
オートロックは完璧!
なので、スマホと鍵の両方を持たずに外出すると必ず閉め出されます!
「ちょっとゴミ出しに、、、」などのシチュエーションが特に危険です!
私は、このリスクに備えて、ドアアームに鍵を引っ掛けるようにしています。
こうしておくと、鍵を取らないと外出できない状態になるので、鍵を持たずに外に出てしまう事がなくなります。この対策のおかげで今のところ閉め出された経験はなしです。
下記に色んな場面での対応をまとめておきます。
物理キー | スマホ | 対応 |
---|---|---|
❌ | ❌ | アウトです。。。 |
❌ | ⭕️ | 鍵がなくても、スマホで解錠できます!でも、スマホやQrio Lock本体が電池切れになると、解錠できないので注意。 |
⭕️ | ❌ | 物理キーさえあれば、解錠できます。 |
⭕️ | ⭕️ | 問題なし。 |
締め出されてしまった場合、
・賃貸であれば、管理会社に連絡する、
・鍵のトラブルに対応してくれる業者さんに連絡する、
といった対応になります。
賃貸物件の管理会社の連絡先は、掲示板とかに書いてあることが多いので、どこに書いてあるかは事前にチェックしておきましょう。
また、トラブル時は焦っていて冷静な判断ができません。
悪徳業者にぼったくられないように、事前に連絡する業者を決めておくのが賢明です。
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最新のQrio Lock(Q-SL2)には、予備電池が入りますが、
私が購入した商品には予備用の電池は付属していませんでした。。。
電池は約半年持ち、推奨電池はPanasonic製のCR123Aとの事です。
一方で、もともと予備電池付きの商品もあります。
「閉め出されたらどうしよう。。。」と最初は不安でしたが、慣れてしまうとオートロックなしの生活にはもう戻れなくなります。
「ハンズフリー解錠」に期待して購入し、私の使用環境ではまともに機能しませんが、「オートロック機能」は、ハンズフリー解錠のデメリットを差し引いても余り有るくらい満足が高いです。
しんご
自宅がオートロックになると超快適!是非、体験してみて!
たまに誤作動して解錠しちゃう。
稀にですが、在宅時に誤作動して解錠してしまうことがあります。
しんご
3ヶ月間の使用で3回誤作動して解錠してしまいました。。。
これもスマホや住環境に依存する問題です。
スマホのGPSが途切れてしまう事が、誤作動の原因です。
・在宅時にスマホのGPSが途切れて、「ハンズフリー解錠」が有効になる。
・その後、スマホのGPSが復活する。
・Bluetooth通信で自動解錠してしまう。
勝手に解錠してしまうのは、かなりマズいよね。。。
とても困った事態なんですが、前述の通り、私は鍵をドアアームに引っ掛けておくようにしている事もあり、在宅時はドアアームで常に施錠された状態になっています。
なので、たとえハンズフリー解錠により、ドアのつまみが勝手に回って解錠されたとしても、きちんと施錠はされている事になります。
また、ハンズフリー解錠の誤作動により、鍵が開いてしまったとしても、そのまま放っておくと、また勝手に施錠してくれます。
たまに起きる程度ですし、私の場合はそこまで問題視はしていませんが、知っておいて頂きたいデメリットであることは間違いありません。
外出時、ちゃんと戸締りできているか不安になる。
たまに誤作動して解錠されてしまう、となると、外出時にきちんと戸締りができているのか不安になります。
でも大丈夫です。
先にご説明したとおり、ハンズフリー解錠の誤作動の原因は下記です。
・在宅時にスマホのGPSが途切れて、「ハンズフリー解錠」が有効になる。
・その後、スマホのGPSが復活する。
・Bluetooth通信で自動解錠してしまう。
外出中は、スマホのGPSが復活する事も、Bluetooth通信される事もないので、自動解錠される心配はありません。
「それでも心配だ!」という方は、専用ハブ(Qrio Hub)を併用する事で、外出先から施錠/解錠を確認と実行ができます。
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しんご
Qrio Hubは使っていません。
どうしても心配な方のみで良いと思います。
付属の両面テープの取り付けだと落下する。
強力な3Mの両面テープが付属しています。
でも、
両面テープの固定では不十分です。アルコールでドアを事前に拭くなど、かなり丁寧に作業しましたが、3ヶ月で接着が浮いてきました。
落下のトラブルはちょこちょこ起きているようです。
引用:Amazonのレビューより
対策として、マグネットでの固定にカスタマイズしています。
使ったアイテム
・穴あきマグネット:12×3mm、平穴4mm
・ネジ:平頭 M3x40
※大小のプレートを両方使用した場合です。ネジの長さはお使いのプレートに合わせて調整して下さい。
マグネットでの固定に変更すれば、落下する心配はなし!
マグネットの磁力による動作不良もありません。そして、引越し時の取り外しも楽々です。
Qrio Lockは、SwitchBotのスマートロックとよく比較されますが、SwitchBotからは固定用のマグネットが発売されています。
落下防止とはうたっていませんが、おそらく顧客の声に応えたものと思います。
SwichBotのスマートロックも落下する模様。
引用:Amazonレビュー
購入の際、Qrio LockとSwirchBotのスマートロックを比較しました。Qrio Lockを選択した理由は、ドアに近づくだけで鍵が開く「ハンズフリー解錠」がQrioにはあり、SwitchBotにはなかったからです。
「ハンズフリー解錠」があまり使えないとわかった今、SwichBotのスマートロックを選択しても良かったと思っています。
理由はSwitchBot製の商品(ハブミニ、スマートカーテン、指ロボット)を愛用していて、Hub経由で外出先からの施錠確認や操作ができるからです。
そして、SwichBotのスマートロックの方がQrio Lockよりも少し安いです。
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SwitchBotの製品については下記の記事で紹介しています。
※SwitchBotのスマートロックの解説ではありません。
▶️関連記事:Echo Dotがベスト|備付けのエアコン・照明、カーテンも音声制御!アレクサ歴6年で想うこと
まとめ:ハンズフリー解錠は残念だったけど、QOLが爆上がりした!
この記事では、ミニマリスト界隈で人気のQrio Lock(キュリオロック)について、購入前に知っておいて頂きたいデメリットを5つご紹介しました。
※タップで各項目に飛べます。
ハンズフリー解錠の成功率が70%というのはとても残念でしたが、
自宅がオートロックになるのは想像以上に快適で、QOLが爆上がりした実感があります。
デメリットをきちんと理解した上で、導入を検討してみて下さい。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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