炊飯器は断捨離しちゃって良いのかな?
炊飯器を所有するか否かは、ミニマリスト界隈でも賛否両論です。
コンパクトでおしゃれな炊飯器もたくさんあって、物欲がくすぶられる事もありましたが、結論としては、炊飯器は不要!お米好きなら、むしろ持たない方が良い!という考えに至っています。
炊飯器なし生活3年目。毎日、お米は食べるけど全然問題なし!
この記事をお読みいただければ、
- 炊飯器を持つ必要がない理由が分かります。
- むしろ、炊飯器を手放した方が良い理由が分かります。
- もっとお米をおいしく食べれるようになります!
それでは炊飯器を持たずに暮らしている中で、あらためて思うことを6つ記していきます。
炊飯器は必要なの? →必要ない理由を3つ
※タップすると各項目の記事に飛べます。
2つ目が炊飯器を手放す決定打となりました。
❶ ガス火+鍋でも、手間をかけずにおいしく炊けるから
炊飯器の代わりに、鍋でお米を炊飯しています。
鍋は“マルチポット”を使っています。
私はこれを使って、いつも3合まとめて炊いています。
これ1台7役!炒める、煮る、沸かす、茹でる、和える、揚げる、炊くの7つの調理が可能!ミニマリストに超おすすめです!
でも注意事項もあるので、下記の記事を参考に。
炊飯器の魅力について考えたとき、大きなメリットの一つが、お米をセットして炊飯ボタンを押すだけで、火加減を気にする事なく炊き上がることだと思います。
これは確かに楽ちんですね。
鍋をガス火にかけて炊飯する場合、最初は強火にして、沸騰したら弱火にして、、、と、こまめに火加減を気にする必要があるから手間がかかる、と良く聞きます。
でもっ!
試してみたところ、こまめに火加減を調整しなくても全然大丈夫でした。
中火の放置でOKです。
手順は、
- お米を洗う
- 吸水タイム(30〜60分) ←ここがポイント
- 鍋にお米と水(2号:450ml、3号:650ml)を入れて蓋をする
- 中火で20分くらい ←水気がなくなればOK
- 10分くらい蒸らして終了
です。
中火はこれくらいです。
あれ?思ってたより手間がかからないのね。
しっかり吸水できていれば、そうそう失敗する事もなく、基本的には、水気がなくなるまで火にかければOKくらいの感覚です。
これで十分おいしく炊き上がります。
炊飯器を使う場合でも、早炊き機能でサクッと炊飯するときありますよね?
似たイメージで、鍋でも手軽にチャチャっと炊飯できちゃう方法があると、ご理解いただければと思います。
確かに炊飯器でお米を炊くよりも作業量が多いかもしれませんが、そこまでハードルは高くなく、自炊する料理中では超簡単な部類と言えるのではないでしょうか。
ずっと中火で炊くのと全然かわらない印象ですが、教科書通りの手順としては、中火で20分ではなく、強火で沸騰させてから、弱火で15分くらい水気がなくなるまで煮る、となります。
- お米を洗う
- 吸水タイム(30〜60分) ←ここがポイント
- 鍋にお米と水(2号:450ml、3号:650ml)を入れて蓋をする
(↑ここまで同じ) - 強火で沸騰させて、弱火で15分くらい (←ここが違うだけ)
(↓これ以降同じ) - 10分くらい蒸らして終了
あと、おこげがお好きなら、炊き上がった後に、30秒くらい強火にかけると、良い感じの おこげ ができます。
この点は炊飯器では真似できない優れている点ですね。
❷ 保温すると、ご飯がマズくなるから
これが私が炊飯器を手放した決め手です。
炊飯器の便利機能の一つが保温機能と思います。
でも、長時間保温状態が続くと、ご飯が黄色っぽくなって、硬くパサついたり、水分が抜けて風味も落ちてと、どんどんおいしさが失われていくのは、良くご存知の事と思います。
5〜6時間は保温できると聞きますが、炊飯直後から劣化が進み、徐々にご飯がマズくなっていっていくのは避けられません。
ではどのように保存するのがよいかというと、ベストな方法は炊いて余った分を、すぐにラップに包んで冷凍保存してしまう事です(1ヶ月保存可能)。
これで炊き立て同様のおいしさを保つことができます。
つまり、ご飯の正しい保存方法は、保温ではなく冷凍することなんです。
保温機能は便利なんだけど、ご飯をおいしく食べるという点においては不満あり!というのがご飯が大好き目線での意見です。
❸ コンロの占有問題は、タイミングをズラせば良いだけだから
「お米を鍋で炊くようにすると、コンロを一つ奪われて、他の料理が作れないから困る」
と良く聞きます。
コンロを使って料理をしているのと同時に、炊飯器でご飯を炊くのが理想 という主張は一見するとなるほどです。
ですがちょっと立ち止まって考えてみましょう。
「食事のタイミングに合わせて、炊飯が終わるように炊飯器のタイマーをセットするのは何故ですか?」「炊き立てのおいしいご飯が食べたいからですよね?」
でも、
おいしいご飯を食べる方法は、食事の時間に合わせてお米を炊き上げる以外にもあって、上で触れたように炊飯後にすぐに冷凍する方法であらかじめ準備しておき、食事の時に冷凍ご飯をレンジでチンして食べる、という方法もあります。
つまり、
ご飯は、他の料理と同じタイミングで炊飯するのではなく、タイミングをズラして炊飯して冷凍しておけば、毎食おいしいご飯が食べれるということです。
私も炊飯器を使っていた頃は、食事のタイミングに合わせてお米を炊飯していました。
でも、ふと思いました。
- そもそも、炊飯器の保温機能を使った後のおいしくないご飯を食べた経験から、炊き立てのご飯を食べたい気持ちになっているだけでは?
- ご飯を正しく冷凍保存すれば、いつもでも、おいしいご飯を食べれるんだから、炊き立てにこだわる必要はないのでは?
- 保温機能はやっぱ使いたくないな。じゃ、炊飯器いる?要らないかも!
というのが、私の考えと炊飯器を手放すに至ったざっくりとした経緯です。
一理あるかもね。炊飯器はなくても良いかな?
炊飯器はあった方が良いの? →むしろ無い方が良い理由を3つ
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続いて、炊飯器がむしろない方が良い理由を3つご紹介します。
特に3つ目は意外では?
❹ キッチンがすっきり広々と使えて、メンテも不要になるから
炊飯器がないほうが、キッチンを広々と使えて料理がしやすいというのは当たり前ですね。
キッチンにおける炊飯器の存在感はなかなかのもの。
コンパクトでおしゃれな炊飯器もたくさんありますが、ないに越したことはありません。
あと、
忘れてはいけないのがメンテナンスやお掃除の面。
炊飯器は熱や湿気のせいで、埃がとても付着しやすく汚れやすいんです。
釜の下とか炊飯器の表面や背面など、炊飯釜や内蓋以外もこまめに掃除する必要があります。
炊飯器を断捨離することで、こういった手間がなくなるも見逃せないポイントです。
❺ 炊飯器代が節約できるから
炊飯器の価格はピンキリで、中には10万円以上もする商品があります。
日本人のお米への情熱を感じるね。
炊飯器も数年ごとに買い替える必要があるでしょうから、この分の出費を抑えられるのは意外と大きいと思います。
❻ お米自体にこだわった方が、おいしいご飯が食べれるから
お米を愛する日本人ですが、どれだけの人が、お米自体にこだわっているのでしょうか?
個人的な感覚ですが、お米自体よりも炊飯器の性能の方に強いこだわりを持っている方が多いような気がしています。
お米はスーパーの特売品を買って、こだわり/ちょっと良い炊飯器で炊飯するイメージです。
でも、
お米自体にもっと目を向ける方が理にかなっているのではないでしょうか?
いくら炊飯器や炊飯の方法にこだわっても、お米が同じなら味にそんなに大差がないように思います。
お米自体がおいしくなければ、どんなに上手に炊いても不味いものは不味いし、名産地と呼ばれる地域の新米は、早炊きモードとかで適当に炊飯してもおいしいですよね?
なので、
もっとお米自体にこだわるべきと思います。
これまでご説明した内容に賛同いただけるなら、炊飯器は不要になり炊飯器代が浮きます。
浮いたお金でおいしいブランド米を買いましょう!
お金を掛けずとも、ふるさと納税の返礼品でもたくさんの種類のお米があるので、お得に楽しむ事もできます。
いろんな種類のお米を食べ比べると楽しいですよ。
まとめ:炊飯器は要らないし、むしろ無い方が良い!
この記事では、炊飯器の所有について、炊飯器は要らないしない方が良いという結論に至った理由や背景について、私が思うところを合計6つご紹介させていただきました。
・炊飯器は必要なの? →必要ない理由を3つ
※タップすると各項目の記事に飛べます。
・炊飯器はあった方が良いの? →むしろ無い方が良い理由を3つ
※タップすると各項目の記事に飛べます。
いかがでしょうか。
炊飯器の所有について考えるきっかけになりましたでしょうか?
私は炊飯器を手放したことで、以前よりもお米をおいしく食べれるようになって大満足していますが、これはあくまで一例です。
炊飯器はミニマリスト界隈でも所有するか否かの意見が分かれるところ。
この記事の内容も踏まえて、ご自身のミニマルスタイルを検討するのにお役立て頂ければ幸いです。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。m(__)m
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