【上級編】モノを減らす「心得・方法」10選｜小さなモノ、データも断捨離するのがおすすめ

・クローゼットにモノが収まってれば良いんじゃないの？
・モノを手放す際、心が苦しくなる気持ちをなんとかしたい。

この記事では、
モノを手放す際に役立つ心得と具体的方法を10個、厳選してご紹介します。
すべて書籍から学んで取り入れ、効果を実感している内容です。

確実にモノが減って、気持ちも楽になります。

ミニマリスト歴5年以上の上級者の方にも役立つ情報を集めましたので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

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モノを減らす【心得】4選

4冊の書籍をベースに、モノを減らす「心得」についてご説明します。

「捨てる」ではなく、【残す】を意識する。

❌️「捨てる」にフォーカスすると、どうしても苦しい気持ちになります。

一方で、
⭕️【残すモノを選ぶ】スタイルにすると気持ちがスッと楽になります。
・この服は着心地が良くて、いつも着ているから残す。
・このマグカップは、形、素材、すべてがお気に入りで、これで飲む毎朝のコーヒータイムは至福のひととき。

モノとの向き合いで、本当に好きなモノも見えてきます。

「捨てる」ではなく、【残す】を意識しましょう。

参考：みしぇる (著).シンプル生活 55のヒント　家事がラクになる、心が軽くなる

「収納しっぱなし」は【散らかしっぱなし】と同じ。

「収納しっぱなし」は、【散らかしっぱなし】と同じです。

「しっぱなし＝放置」と解釈するなら、
収納しっぱなしは、「置きっぱなし」と変わらず、
実際はモノを大切にできていない状態です。

「クローゼットの中に、”大事に【放置】”している服はありませんか？」

放置しているモノをなくした上で、
残ったモノの価値を最大限に引き出し、長く使える暮らしを目指しましょう。

参考：やましたひでこ (著).暮らしも心も調う大人の断捨離手帖

【手放す】ことが先。

️物事がうまくいかないとき、
何かが足りないと思ってしまいがちですが、
先に何かを手放す方がうまくいくことが多いです。

暮らしをもっと豊かにしたいなら、便利グッズを揃えるよりも、不要なモノを手放す方が、より簡単に心地よい暮らしが手に入ります。

参考：枡野 俊明.禅、シンプル生活のすすめ――1日ひとつ、すぐにできる“自分の整え方”

選択肢が多過ぎると、人は不幸になる。

選択肢が多過ぎると、人は不幸になってしまうことが、科学的に証明されています。

次の2つの人間心理によるものです。

・選択のパラドックス
　選ばなかった選択肢が多いほど、後悔の念も大きくなる。

・選択回避の法則
　選択肢が多すぎると決断が億劫になり、結局「現状維持」を選んでしまう。

ミニマリストはモノを減らすことで、選択肢を適度に絞っています。
・着る服、買う服はいつものお気に入りを。
・料理を盛り付けるお皿はコレ1択。

こうすることで、
後悔や決断のストレスから解放され、満足度の高い暮らしを実現しています。

参考：後悔しない超選択術 / メンタリストDaiGo著

モノを減らす【方法】6選

続いてより具体的な「方法」について6冊の参考書籍をベースにご紹介します。

「90点ルール」で判断する。

「90点ルール」とは、100点満点で90点以上のみを選ぶ判断基準のルールで、本質を見極め、中途半端な選択を排除するのに役立つちます。

手放すかどうかの判断として、
そのモノは、90点以上のモノなのかと自問自答して下さい。

・使い勝手が悪い。
・もう飽きてしまっている。
・ボロボロ…

これらは90点以下。
こんなモノに囲まれていては、ネガティブな気持ちになるだけです。

逆に
身の回りのモノすべてが90点以上である状態を想像してみて下さい。

とても幸せな気持ちになりませんか？

90点ルールをモノを手放す判断軸に据え、モノを減らしていきましょう。

参考：エッセンシャル思考 / グレッグ・マキューン 著
参考：人生がときめく片づけの魔法 / 近藤麻理恵 著

「今使うモノだけ」を残す。

モノを減らす基準として、時間軸に着目するのも良い方法です。

基本的には、
「今」使っているモノだけを残すようにしましょう。

・感情ではなく、あくまで「時間」を基準に、手放すかを判断します。
・「今」の定義は1年、3年など、自分に合ったスパンでOKです。

特に服や食器に有効で、四季を通した1年で判断するのがおすすめです。
感情に左右されず、合理的にモノを減らしましょう。

参考：超ミニマル主義 / 四角 大輔 (著)

「いったん捨てたとして、これを買い直すか？」と問う。

手放すかどうか迷ったら、
「いったん捨てたとして、これを買い直すか？」
と自問自答してみましょう。

多くの場合、答えはNo.となるから不思議です。
この質問を繰り返すことで、どんどんモノが減っていきます。

次の2つの心理現象から、人はモノを手放すことに躊躇してしまいます。

「いったん捨てたとして、これを買い直すか？」という問いは、
すでに捨ててしまった状態を想定することに繋がり、
これら「保有効果」と「損失回避」から逃れられるんです。

手放す選択をしやすくなるので、ぜひ取り入れてみて下さい。

参考：メンタリストＤａｉＧｏ (著) .［図解］ 人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

「データ」も断捨離対象とする。

断捨離を進めると、不思議とPCやスマホのデータも整理したくなります。

もし、PCのデスクトップが散らかっているなら、
「とりあえずフォルダ」を作って全部まとめましょう。
ファイル名は「作成日＋内容」にすると、整理しやすくなるのでおすすめです。

また、スマホの写真フォルダがぐちゃぐちゃになっている人も多いのではないでしょうか？
電車の待ち時間など、スキマ時間にちょこちょこ整理するのを習慣化するのがおすすめです。
思い出にひたる時間にもなって、有意義に過ごせますよ。

データもモノ同様に整えると、心がスッキリします。
物理的なモノだけではなく、データにも目を向けてみて下さい。

参考：伊藤勇司 (読み手). 夢をかなえる21日間プログラム 片づけ心理マジック

「小さな」クレカやキャッシュカードも整理する。

大きなモノだけでなく、小さなモノにも目を向けましょう。

特に使っていないクレジットカードやキャッシュカードは早めに解約するのがおすすめです。

・不正請求のリスクを低減。
・知らない間に年会費が有料化の可能性も。
・保険の勧誘電話やDMが減る。

小さいモノで邪魔にはならないですが、
手放すインパクトが大きいので、大物が片付いたら、早い段階で手を付けるのがおすすめです。

参考：田波つかさ.何から捨てればいいか悩む時に使える『捨てる物リスト100』

「部屋着」という概念ごと手放す。

「部屋着」は、その概念ごと手放してしまいましょう。

汚れたり、よれよれになった服は、不用品であって部屋着ではありません。
そんな服を着ていると、自己肯定感が下がって気分が沈んでしまいます。

・まだ着れるから…
・高かったし、もったいなくて…

「服を手放すタイミングって難しいですよね？」

気持ちはよく分かりますが、せっかく部屋をスッキリ整えるんです！
「部屋着」ではなく、お気に入りの服を着て気持ち良くお過ごし下さい。

参考：山下まどか (著).1日5分でスッキリ生活を手に入れるための捨て方徹底ガイド

まとめ：モノを減らせば、気持ちも軽くなる！

この記事では、
合計10冊の書籍と私の経験を基に、
モノを減らす【心得・方法】を合計10個厳選してお伝えしました。

すべて実践し、効果を実感している内容です。

モノを減らせば、どんどん暮らしにゆとりができて、毎日気持ち良く過ごせるようになります。

１つでもモノを減らすお手伝いができたのなら幸いです。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

今回参考にした書籍の内、
8冊はKindle Unlimited 読み放題の対象です（25年1月）。

１．みしぇる (著).シンプル生活 55のヒント　家事がラクになる、心が軽くなる
２．やましたひでこ (著).暮らしも心も調う大人の断捨離手帖
３．枡野 俊明(著).禅、シンプル生活のすすめ――1日ひとつ、すぐにできる“自分の整え方” 
４．メンタリストDaiGo(著)後悔しない超選択術 /
５．メンタリストＤａｉＧｏ (著) .［図解］ 人生を思い通りに操る 片づけの心理法則
６．伊藤勇司 (読み手). 夢をかなえる21日間プログラム 片づけ心理マジック
７．田波つかさ(著).何から捨てればいいか悩む時に使える『捨てる物リスト100』
８．山下まどか (著).1日5分でスッキリ生活を手に入れるための捨て方徹底ガイド

月額980円で読み放題。【新規登録なら30日間無料】
Kindle Unlimitedに登録※無料期間中に途中解約してもOKです。

参考記事
▶︎【初級編】モノを減らす「心得」と「方法」10選｜書籍から学んで実践し、効果があったこと